【多分決め手は】住宅激戦区ベルリンで安住の地を手に入れた話【共通事項】

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ども!ベルリンで一人寂しいバースデーを迎えた方、Naz.(@hunnycom_bunny)です!
5/9をもちまして、31歳になりました。ほんとに、いかにギリギリにワーホリに来たのがお分かりいただけるでしょうか。笑。さて、そんな寂しいバースデーですが、素敵なプレゼントが手に入りました。

 

ベルリンでマイスィートホームをゲット!

 

実は今日、以前から何通も応募しているWG(フラットシェア)のうち、唯一1件だけお返事をいただけたお家に、内見に行ってきたんですが、無事にそのお家に住めることになりました!4月からずっと募集をかけてて、わざわざ私の到着まで待っていてくれたので、もしかしてと淡い期待はしていたんですが、どうやら本当に私の事だけ待っていてくれたようで、もう感謝しかありません。

 

おそらくドイツでワーホリまたは移住しようと考えてる人なら、すでに調べて承知の事実かとおもいますが、ドイツに渡ったら、誰しもがぶつかる壁『住宅戦争』。これがほんとに冗談みたいに決まらない。ぜんっぜんきまらない。特にドイツにこれから行くぜっていう外国人は本当に分が悪い。なにせドイツ人だって家を探してる。そんな中で言葉に乏しく、仕事のない外国人には、もはやムリゲーなんじゃないかと思うほど、家探しは厳しいものになっています。

 

私のベルリン移住にあたって、友人が知ってる限りの欧州在住の知人にいろんなお役立ち情報を聞いてくれたりもしたんですが、それを聞く限りベルリンに限らずドイツの主要都市は軒並み似たような感じらしいですね。どこも本当に住宅難。たぶん難民の受け入れや移民の多さなどいろんな問題があるんだろうなと思っています。そのうちドイツの移民・難民問題はきちんと調べてみようかな。

 

まぁ、そんな話はさておき。今回幸運にも無事お家を見つけることができたので、これからドイツに来ようと思ってる人の参考までに、お部屋が決まるまでの経緯をまとめようと思います!

 

 

 

まずは準備!おうち探し

私が実際にお部屋探しに使ったサイトと簡単な使い方をご紹介。
といっても、もうどこのブログでも紹介されている有名サイトしか使っていません。あんまりあっちこっち見ても、情報過多で迷子になりそうだったので、最終的には一番掲載頻度の多いメジャーサイト1つに絞って、ただひたすらに送り続けました。それがこちら。

 

WG-GESUCHT

https://www.wg-gesucht.de

掲載頻度、掲載数などで圧倒的な賃貸検索サイト。実際私が契約したのもここで見つけたお部屋。
そして今日まで気づかなかったんですが、ここ英語対応してますね...サイト内の一番下に『Sprache』と書いてあるところのプルダウンからEnglishを選択すると、英語サイト仕様になります。やったね!
頑張ってドイツ語で見てたのにね...英語で見た方が断然楽だったわ...

 

1)最初のボックスに住みたい街を入れる。私の場合は『Berlin』
2)2番目のボックスでお部屋のタイプを選びます。
  ・Flatshares 複数人で住む共同住宅
  ・1Room Flats 1ルームアパート
  ・Flats アパート
  ・Houses 一軒家
3)3番目のボックスで検索する内容を選びます。
  ・Offers お部屋を探すときはこちらを選択
  ・Requests 「部屋を探している人」を探すときはこちらを選択
4)最後にFINDをクリックして検索をかけると、次ページで以下のより詳細なフィルターがかけられます。

 

他のサイトやFacebookグループにも注目

こことは別に、最初の数日間だけ、STUDENTEN-WGというサイトも見ていました。こちらも有名どころらしい賃貸検索サイト。個人的にはちょっと見づらいかなぁと思い、結局すぐやめちゃったんですけどね。他にも応募したことはないんですが、FacebookでWG-Zimmer & Wohnungen Berlinというグループに入っています。ただ本当にお返事がもらえないので、選択肢はいくつ持っていてもいいと思います。

 

実践!おうち探し

さて、実際に私がしたおうち探しですが、これと言って特別なことをしたわけではなく、ただひたすらサイト内を見て回って、いいなと思うものにフォームから連絡を送るだけです。ただ、下記の2点だけは、ちょこっと気を使っていました。

時差の優位を有効活用。

ドイツと日本の時差はサマータイム時で7時間、冬は8時間になり、日本の午前中はドイツの真夜中です。ドイツには22時以降は騒音を立ててはならない条例があるので、比較的夜は早い方なのか、実際22時を回るとものすごく静かです。それまで聞こえていたような生活音がほとんどしなくなります。
が。どこにでも夜型人間はいるものです。日本時間の午前中にみているとぽつぽつ新着情報が上がっているので、こういう他の人が見てなさそな時間帯にささっとメールを送ったりはしていました。

募集内容に合わせて応募メールに手を加える。

応募にあたってメールのテンプレートを1つ用意しておくと、応募がスムーズにできるのでお勧めですが、このテンプレートはあくまでベースで、それをそのままコピペして送ることはしませんでした。といううのも、こうしたWGで募集をかけているのは、現在そこに住んでる、もしくは自分は出ていくけどフラットメイトがいる普通の一個人です。つまり相手も一緒に暮らす相手が自分たちにとって居心地よい相手かどうか見極める必要があります。なので、私は応募の際のメールはベースを一つ用意して、必ずそこに募集主に合わせて、修正または追記をするようにしていました。相手にとって自分は気が合いそうだよ~アピールです。


正直なところ、何百通と応募が来る募集主がどこまで読んでるかは不明ですが、実際に私が住めることになったお家は、そういったメールの文面に興味を持ってくれたようなので、有効な手の一つだとは思います。

 

ちなみに、どんな内容だったかというとお家が2人用WGで募集主であるメインテナントはミュージシャンの女性でした。ピアノやチェロを弾き、オペラを家で歌ったりもするとのことだったので、私は高校時代にオーケストラ部に所属していて、コントラバスを弾いていたことや、音楽はわりとジャンルを問わず全般好きなこと、また写真に動物を飼ってるらしい餌皿が写っていたので、以前はジャーマンシェパードを飼っていたこと、今は保護猫と暮らしていることなどをベースに追記しました。ちなみに、お猫様は現在も実家で両親と暮らしています(私はもともと実家暮らしだったので)。
これが幸いして、コントラバス弾きだったことや猫のことで興味をもってもらえたらしく、到着までに日にちがあるにも関わらず、到着後に見学に来ていいよと言っていただき、今日見学に行って契約が決まった次第です。


ちなみに、メールの言語ですが私は英語で文章を作りそれに、オンライン翻訳でドイツ語にしたものつけて送っていました。一応募集ページに応募者に求める言語の記載がありますが、大体相手はドイツ人なので、ドイツ語勉強する意欲はあるんだよ!ていう姿勢は見せといた方がいいかなって。

  

応募メールテンプレート公開

せっかくなので、用意してたベースのテンプレートを公開しておきます。じつはこれもいくつかヴァージョンが存在するんですが、とりあえず最新のものを乗せておきますね。ポイントとしては、家賃を支払えるアピールのために仕事の話題は最低限入れるようにした方がいいと思います。version1では、ワーホリに行くので仕事を辞めたばかりで今は無職だけど、直近3ヶ月の給与明細を提出します、とか書いてたんですが、現状無職なのはあんまり心象よくないかなと思い、私はとりあえず前職の話と今はフリーランスになったこと、ベルリンでもさらに仕事を探すつもりでいることなどを書きました。

また自分の人柄も知ってほしいので興味のあることや、SNSのアカウント(私はの場合はFacebook)を記入したりもしました。実際のお返事もFacebook経由で来たので、有効なんじゃないかな。

 

Dear Mr./Ms. ●,

Hello, my name is 〇 and I'm going to stay in Berlin using working holiday from this spring.
I'm interested in your WG and roommates!
Can I visit and list your room after May 8th when I will arrive in Berlin?
Or we can skype, then we can meet and get to know each other.

I am 30-year-old Japanese woman, and I like to learn language and history.
I also like to sink me in global culture.
I used to be a web corder, but I have just started my new carrer as a freelance web writer.
But also I'm looking for another job in Berlin, just because it is "working holiday"!
For more information about myself, here is my sns account (sorry recent posts are all in Japanese... :'():
[facebook]

I had lived with a flatmate in the U.S.A while I was a colledge student, and we had enjoyed cooking, watching movies, and shareing the WG-life together.
I'm pleased to spend my time with you guys like that :)
I also like enjoying my private time too, so I don't bother you.
I'm looking forward to your reply.

Best wishes,

  

諦めたらそこで試合終了ですよ

他にも私は試しませんでしたが、自ら「お部屋探してます」の広告を出すなどしてお部屋ゲットにつながったという話も聞きます。なんにせよ、とにかく必要なことは、数です。ちょっとでもいいなって思ったら応募する。ちょっと条件微妙かなと思うようなところでも、返事が来る方が稀なので、とにかく出す。

 

あとは縁とタイミングの問題ですが、私も実際部屋決まらないまま出国して、Airbnbで宿とって現在仮ぐらししてる最中に決まったので、決まるまで根気です。諦めたらそこで試合終了ですよって安西先生も言ってます。めげずに頑張りましょう。