【笑顔で】ドイツ語一切わからないまま、住民登録して来た話【押し切った!】

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ども!熱は下がったけど、鼻ズルと咳が止まらない方、Naz.(@hunnycom_bunny)です!なんていうか、一度引いた風邪が長引くようになって年を感じます。悲しい。
 
そんなことはさておき、先日ドイツに3ヶ月以上滞在するなら、避けては通れない住民登録に行ってきました。これがないことには、いろんなことがままならない住民登録。それなのに家が決まらないから、なかなかいけない住民登録。この負の連鎖どうにかならないかなぁとつい愚痴くさく思ってしまいます。ほんとどうにかなんないかな。
 
ドイツ語一切喋れないマンの私は、当然いろんな先人たちの知恵をお借りして挑んだわけですが、まぁ調べればどこもかしこも大体共通のするのは「愛想のないドイツ人」「ドイツ語以外徹底して話さないマン・ドイツ人」といった感じの、ドイツ語一切話せないマンはビビリまくるような内容。かと言って避けては通れないので...
 
体当たりで行って来たよー!
 
ほんとにドイツ語まったくわからないまま行ったけど、どうにかなったので大丈夫です。というか、正直喋る必要性全くなかったように思います。そんなわけで、ドイツ語話せないマンが住民登録してきた様子と私が参考にしたサイトをご紹介。
 
ちなみに、当記事はじめとする過去のブログを参考にする際は、その記事がいつ書かれたものかということがとても重要。最新の申請用紙はベルリンのサービスポータルサイトでDLできるので、実際にDLしてみて、なるべく最新の情報を参考にしてください。なお、私の情報は2018年5月現在の情報です!
 

 

 

準備編!住民登録に必要なもの

個人的な感想としては、これが一番情報が錯綜してた印象。多分近年のテロ/移民対策で厳しくなった影響じゃないかなと思うので、過去記事を参照する際は、記事の最終更新日も要チェック!
 
さて、では実際に用意するものをご紹介。
公式に必要書類と言われているものは、全部で5種。でもその内2つはある条件に当てはまる場合の別資料のようなので、基本的にワーホリでベルリンを訪れる日本人が用意するものは上記の3つです。全てベルリンのサービルポータルからDLが可能です。
 
それぞれDLリンクをつけたのでここから直接DLするか、下記にそれぞれ詳細説明とDL先を紹介するので、そこからDLしてください。
くどいようですが情報は古くなるので、今後公式サイトが書式変更するなどした場所、リンク切れを起こす可能性大いにあります。そんな時は慌てず、公式サイトでサイト内検索しましょう。
 

住民登録申請書(Anmeldung)

これはオンラインでPDFをDLの他に本屋さん、また住民局でも入手できます。が、ご存知の通り、私はドイツ語が話せないので、本屋さんで買うのはちょっと敷居が高いため、下記サイトからDLしました。
 
上記サイトに行き「ctrl + f」を押すと、ページ内のワードを検索できるボックスが出てくるので、「Anmeldung bei der Meldebehörde」を検索してDLします。
 
そして書き方がこちら。基本まるっと同じように自分の情報に置き換えれば大丈夫。多少間違っても、訂正してその横に小さくサインすればいいようなので(日本の訂正印と同じ)、心配せずざくざく埋めましょう。
私は実際、入居日に引っ越した日にちを書いたんですが、契約上では1日ズレがあったので、現地で職員さんが、契約上の日付に直すわねって鉛筆で書き直して情報入力してくれたので、多少間違っても死にはしないです。

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賃貸契約書(Wohnungsgeberbestaetigung)

こちらは自分ではなく大家または契約主のメインテナントに書いてもらう書類です。契約時に大家さんが渡してくれる場合もあるそうですが、私は大家との直接契約ではなく、メインテナントであるフラットメイトとの契約だったので、自分で用紙を印刷してフラットメイトに記入してもらいました。契約主に自分がここに住むことを証明してもらう物なので、白紙の状態で住民登録にいるから書いて欲しいって渡すと書いてくれると思います。
 
ちなみにこれがね!結構みんな「賃貸契約書」としか書いてないし、私も普通に自分が結んだ契約書持ってくつもりだったんだけど、実は決まった書式があります!人によっては、契約時に使った契約書持って行って、現地で何か言われたけど、笑顔で流してたら大丈夫だったという話もあったので、ゴリ押しできなくもないようですが、定型の用紙で行くとスムーズなので、定型の書式を使いましょう。
 
上記サイトに行き「ctrl + f」を押すと、ページ内のワードを検索できるボックスが出てくるので、「Muster: Einzugsbestätigung des Wohnungsgebers (Vermieter)」を検索してDLします。
 

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実践編!住民局へ行こう

必要書類が揃ったら、実際に住民局へ行っていざ登録です。ベルリンの場合は例のごとくポータルサイトから空いてる住民局の予約が可能です。特に自宅の最寄でなくてはならないわけではなく、空いてればどこにいっても大丈夫です。
 
終わってみた今では、家から近いところに行ってもなんとかなった気もしますが、サイト見てても「予約なしで行っていい日」がよくわからなかったので(というかそれっぽい記述なくない?)、口コミで「木曜予約なし可/英語が通じる」Bürgeramt Hohenzollerndammへ行くことにしました。行く前はそれなりに緊張してたしね。
 
結果、英語通じるし、職員さんも感じいいし、初めて住民登録するには最適なんではないかと思います。
 
Hohenzollerndamm 177, 10713 Berlin

 
  

実況!住民登録

案内表示

案内表示

最寄り駅はU7のBhf Fehrbelliner Platzです。予約なしでも大丈夫な木曜日は10時からのようなので、10時半に行ってみました。駅を出ると目の前にこの先だよの看板があります。

 

受付

建物入って突き当り左の奥にある青い扉がどうやら受付。ここにドアの前に列ができていました。
肝心な外観を撮り忘れたのですが、先ほどの案内を抜けるともうすぐ目の前です。建物に入ってすぐ、特に受付のようなものはなく、どこ行けばいいんだ?と悩んだんですが、10人ほどの列をなしているところがあったので、おそらくあれだろうとあたりをつけて、並んでみました。笑。あってました、よかった。
 

受付番号

受付番号
列に並ぶことおよそ30分ちょっとだったかな。私の番が来たので、中のお姉さんに " I'd like to register my address.”と伝えると、お姉さんが申請用紙を出してきたので、記入済みのものを見せると受付番号を発行してくれて、お姉さんが英語で、「待合室のテレビにこの番号を出たら、指定の部屋に行ってね。待合室は隣よ」と説明してくれました。おお!やはり英語通じる!
 

待合室

待合室

先ほどの青い扉を出ると、隣にドアあけっぱの部屋があり、中にテレビと何やら待ってる風の人たちが十数人。疑いようもなく待合室です。あとはここで自分の番になるまでひたすら待ちます。私は1時間ちょっとくらい待ったかな。番号が新たに表示されるときは音が鳴って知らせてくれるので見落とす心配はなさそうです。やはりそれなりに待機時間があるので、ちょっとした時間をつぶせるものがあるといいかもしれません。私は、この記事の下書きをしていました。笑

 

待合室テレビ

待合室テレビ
さて、ついに私の番がやってきました。テレビに表示された部屋に向かいます。待合室と同じ廊下のちょっと先にありました。
 

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恐る恐る中に入ると、部屋の中央を大きく開けて向かい合うようにデスクが4つ。それぞれ頭上に番号が振られており、自分の呼び出しをかけたデスクのところに行きます。ドイツ語できないといっても挨拶は基本。とりあえず、挨拶して書類をすべて渡すと、にっこり笑ってくれました。怖くない!怖くない!
 
そのまま黙って見守ってると、何か打ち間違えたのか舌出したり苦笑を向けてくれたり何とも愛嬌のあるマダムでした。途中、私が申請用に書いた入居日を賃貸契約書の契約日が異なるけど、契約日にしとくわねって訂正が入り、申請書に鉛筆で上書きしてくれたりのやり取りはありましたが、それ以外は特に何か聞かれるわけでもなく順調にすすみ、最後に住民登録用紙にスタンプを押して完了!やった!
 
その後、これは大事なものだからパスポートと一緒に常に持ちあること、引っ越したら新しい住所で再度登録手続きが必要なこと、ベルリンから出るときは抹消手続きが必要なことなど、簡単な説明を英語でしてくれて、無事終了。
  

まとめ

待ち時間も合わせると所要時間は2時間ほど。口コミ通り、英語通じるし感じもよく、ニコニコしてるうちに終わりました。書類に不備さえなければ、特に会話の必要もないので、ドイツ語喋れなくてもとりあえず住民登録はできそうです。最悪、書類見せれて「アンメルドゥング!」って主張すればなんとかなりそうな手ごたえ。
 
とはいえ、やはりついて最初にしなければならないことなので、慣れないうちはひどく不安と緊張でいっぱいです。正直、終わるまで私も緊張していたので、英語通じて対応もよいBürgeramt Hohenzollerndammは本当におススメです!ちなみにこれで住民登録終わって緊張の糸が切れたとたん、熱出して3日寝込んだよ!あんまり気負わないようにしてたつもりなんですけど、やっぱり異国地でしばらくは緊張の連続ですね。しょうがない。無計画サバイバルはまだまだ続きます。